当寺は、人皇四十代天智天皇の御勅願によって朝明郡切畑村に創建され、天平宝宇年中、行基が興隆して朝明寺と称されました。
嘉禄年中、当寺開山誉阿弥陀仏上人は、浄土宗三祖良忠上人と師弟の約を結び、良忠上人が出立に際して、九品の再会を期し、毎朝お十念を称える旨のお言葉をいただきました。
誉阿弥陀仏上人はお言葉の通り、毎朝お十念を称えていると、白光がさし一声ごとに口に入る奇端をあらわし、夜がふけるのも忘れて、お念仏を相続されました。
寛元三年(一二四五)に浄土宗となり、佛光山十念寺の寺号はこの故実に由来しています。
大永元年十一世高誉円的上人の時、桑名城本丸の地にあり、天正十四年築城の為、請によって桑名泡洲崎八幡宮の東へ移り、慶長六年、現在地に移りました。
昭和二十年七月、戦災のため本堂、庫裏等あげて硝煙と化したが、有縁の檀信徒と協力し昭和二十二年に復興し、第三十九世潤誉上人の時、昭和四十三年に信州善光寺百二十世法主一条智光上人御親修の大法要を修し、寛文以来の大行事七福神祭りを復活し、七福堂、永代供養御廟、鐘楼堂、山門等再建。
金字着色祭礼図屏風 一双 (江戸時代) | 三重県重要文化財 |
観経曼荼羅 一幅 (鎌倉時代) | 三重県重要文化財 |
仏涅槃図 一幅 (室町時代) | 三重県重要文化財 |
森陳明翁御墓所 (明治時代) | 桑名市重要文化財 |
子安地蔵尊 (鎌倉時代) |
正面の阿弥陀様の下側に合祀納骨致します。
納骨後はご遺骨をお見せすることやご返却することはできません。
十念寺が永代に渡り、供養させていただきます。
納骨ご希望の方はご相談ください。
約10台 駐車可能。詳細は地図・交通案内をご覧下さい